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日本に共産主義犠牲者博物館の建設を

 

 日本に共産主義犠牲者博物館が建設されなければならない。共産主義の恐ろしさ、共産主義の犯罪が、誰でもわかるように展示された、共産主義犠牲者博物館が建設されなければならない。

 共産主義は世界中で一億人以上を殺した。共産主義は、強制収容所で、粛清で、人為的な飢餓などで、一億人以上を殺した。他のどの体制よりも多くの人を殺害した恐怖の思想である。共産主義は、戦争によらずして一億人以上の人を殺害した。驚くべき数字である。

 一九九七年にフランスで『共産主義黒書』という本が出版された。この本は、フランスの権威ある研究機関によって執筆されたものである。ソ連、中国、東欧、北朝鮮、ベトナム、キューバ、カンボジア、ラテンアメリカの共産主義、アフリカの共産主義と、世界中の共産主義の抑圧と犯罪の歴史を総括したすぐれものである。発売と同時に話題になり、世界中で翻訳された。日本でも、序文とソ連編が『共産主義黒書-犯罪・テロル・抑圧-〈ソ連篇〉』として恵雅堂出版より二〇〇一年十一月に出版されている。その他の部分の翻訳が待たれるところである。

『共産主義黒書』によると、共産主義により殺された数は、ソ連で二千万人、中国で六千五百万人、ベトナムで百万人、北朝鮮で二百万人、カンボジアで二百万人、東欧で百万人、ラテンアメリカで十五万人、アフリカで百七十万人、アフガニスタンで百五十万人、国際共産主義運動と政権をとっていない共産党により約一万人となる。合計すると一億人近くが共産主義に殺されたことになる。最近の、進んだ研究によると、中国で殺された人の数はもっと多く、八千万人である。

 まさに共産主義は極悪の思想である。ただちに禁止されてもおかしくないものである。共産主義はこの世の悪である。共産主義に対する戦いは無条件の正義である。正しく生きたい人、真実に忠実でありたい人、いかに生きるべきか真剣に考えたい人は、共産主義との戦いに決起しなければならない。

 共産主義がどれだけ多くの無実の人を殺したのか、共産主義が戦争によらずして一億人以上もの人を殺したのかについて、知らない人は多い。この共産主義の極悪の犯罪についての事実を知った人は、この真実を広める義務がある。

 逆に、日本を含めてヨーロッパでも、世界中の多くの地域で、共産主義者や共産主義のシンパが、平和勢力や進歩勢力として、あるいは平等や自由の擁護者として、いばって歩いているのが現状である。日本でも日本共産党やその同調者が、なんら共産主義の犯罪を気にすることなく、平和を守れとか、平和憲法である日本国憲法の九条を守れとか宣伝している。そして、多くの人が共産主義の偽宣伝にだまされ、共産主義の主張をうのみにしている。これではいけない。共産主義の犯罪は徹底的に暴露されなければならない。ナチズムは弾劾されたのに、地球上で一億人以上を殺した共産主義が大手を振っているのは許されないことである。

 

 日本に共産主義犠牲者博物館が建設されなければならない。共産主義の犯罪が一目でわかり、訪れた誰しもが共産主義の本質について理解できるような展示を持つ共産主義犠牲者博物館が日本に作られなければならない。目的は、共産主義にとどめをさし、共産主義思想を持つ人が一人もいなくなることである。スローガンは、「ネバーアゲイン、共産主義」とでもなるであろうか。共産主義の悲劇を、人類は二度と繰り返してはならない。一日も早く、中国、北朝鮮、ベトナム、キューバなどを共産主義から解放し、それらの国の強制収容所に収容されている無実の人たちを解放し、自由の抑圧に苦しむ国民を救わなければならない。また、日本や他の国で、共産主義者が政権を奪取し、国民弾圧の独裁政治の惨劇を行わないようにしなければならない。日本を含めた世界各国の共産党は消滅してもらい、完全に過去の遺物となってもらうのがいいだろう。

 また、共産主義犠牲者博物館には、共産主義と勇敢に戦った人々、時には生命を落とした人たちも展示されなければならない。そして、彼らの栄誉はたたえられなければならない。現在の日本では、いや、世界では、共産主義と勇敢に戦った人たちが正当に評価されているとは言いがたい。逆に、そのような人たちは、かたよっているとか右翼だとかレッテル張りされ、不当に扱われている。実際、日本には共産主義の悪夢と勇敢に戦った人たちが正当に評価され展示されているような場所はない。これではいけない。共産主義犠牲者博物館には、共産主義の犯罪と勇敢に戦った人たちがまつられなければならない。それでこそ、共産主義と戦う人たちが続くというものであろう。

 私は本気である。私は真剣である。私はライフワークとして、共産主義犠牲者博物館の建設に取り組みたい。私は共産党から激しい弾圧を受けた。私は、十年以上も前、日本共産党員で、東京中野区の共産党の事務所の職員を勤めたこともあったが、共産主義を批判したところ、精神的にまったく健康で病気でもないにもかかわらず、共産党系の病院である代々木病院の精神科に連れて行かれるという精神医療を悪用した人権弾圧を受けた。さらに、共産党の犯罪を告発しようとする私に対して日本共産党の中央委員会は大弾圧を私に加えたのである。私はがんばって共産党と戦い、また多くの人に助けてもらったので、共産党に生命まで奪われることはなかったが、まさに共産党は私に犯罪行為を繰り返したのである。

その時、私は共産党の犯罪を世界中に暴露しようと私は心に誓ったのである。そして、世界中で行われている共産主義の犯罪の研究を始めたのである。心あるみなさん、あるいは共産主義犠牲者博物館の建設に賛同される方、筆者まで連絡いただきたい。直接私にまで電子メールをいただいてもよい。賛同のお手紙だけでなく、この論文に対する意見、感想など、なんでもお便り大歓迎である。私の電子メールアドレスは、kanandoj@yahoo.co.jp である。また、日本共産党の私に対する犯罪は、拙著『日本共産党に強制収容所』に詳しく書いてあるので、興味のある方はそちらをご参照していただきたい。日新報道刊で千四百七十円である。

実際、世界には共産主義の恐ろしさを伝える施設がいくつかある。ロシアには全土に共産主義の恐ろしさを伝える「メモリアル」という組織がある。ソ連共産党に殺害された無実の人たちの展示などがある。また、アメリカは首都ワシントンに共産主義の犠牲者を追悼し自由を愛する人たちを讃える施設を建設中である。建造物には中国の天安門事件の時に学生たちによって天安門広場に設置された民主の女神の模造品があり、また、レーガン、トルーマン、ワレサ、サハロフらのことばからの引用が記念碑に刻まれる。

ホームページ( http://www.victimsofcommunism.org/ )によると、協会の目的が共産主義の一億人の犠牲者に冥福を捧げるのは当然であるが、共産主義の横暴と勇敢に戦った人を賛美し、次世代を教育することであることを明記している。そのホームページには共産主義の歴史という部分があるが、そこには戦いは続くという章がある。以下は引用である。

「悲しいことに共産主義の妖怪はいまだ世界をさまよっている。ロシアでは三分の一のロシア人がスターリンはロシアに対して悪いことをしたというよりもいいことをしたという貢献の方が大きいと信じていることが最近の世論調査の結果である。中国ではたくさんの反体制派がラオカイとして知られている強制収容所に投獄されている。北朝鮮では指導者が核戦争を行うと脅している一方で国民は飢えている。キューバでは反体制派が民主的な改革を平和的な手段で訴えるために、日常的に投獄されている。これらがために冷戦の勝利は不完全である。自由社会は、すべての人が共産主義は恐怖と抑圧への道であると認めるまで満足してはならない。」

その他にも、ベルリンにはチェックポイントチャリー博物館(the Checkpoint Charlie Museum)があり、ハンガリーの首都、ブタペストには恐怖の博物館(the House of Terror Museum)があり、モスクワではサハロフ協会(the Sakharov Institute)が展示を行っている。ソウルには朝鮮戦争記念館(the Korean War Memorial)が北朝鮮の恐ろしさを伝えている。
 さらに、エストニアのタリンには、占領者(ソ連とドイツを指す)博物館(the Museum of Occupations)があり、ラトビアのリガにも占領者博物館(the Museum of the Occupation)がある。リトアニアのビィルニウスには虐殺の犠牲者博物館(the Museum of Genocide Victims)がある。ルーマニアのシゲットには共産主義の犠牲者とレジスタンスの記念館(the Memorial of the Victims of Communism and of the Resistance)がある。ポーランドのワルシャワとチェコのプラハには共産主義博物館がある。ロシアのペルムには強制収容所博物館(Gulag Museum)がある。おもしろいことに、ブタペストとシゲットとペルムとビィルニウスの博物館はKGBがたくさんの人を処刑や拷問で殺した収容所の跡地に建てられている。

忘れてはならないのはカンボジアのプノンペンにあるカンボジア共産党の大虐殺を伝える博物館である。チュオルスレング虐殺博物館(Tuol Sleng Genocide Museum)と言う。住所は、Street 113Phnom Penh 12302である。ご存知のように、カンボジアの共産党は狂気の大虐殺を行った。国民の三分の一に当たる約三百万人を殺害した。

カンボジアを訪れる人は、ぜひ、一度、この博物館を訪れて欲しい。おびただしいがいこつが、共産主義の恐ろしさと共産主義の恐ろしさをあなたに伝えてくれるはずである。この博物館についての情報は以下のホームページで得ることができる。http://www.richmond.edu/~ebolt/history398/TuolSlengPrison.html http://en.wikipedia.org/wiki/Tuol_Sleng_Museum http://www.cambcomm.org.uk/holocaust.html#top http://www.geocities.com/ibr_remote/torture/ など。

 また、世界にはウェッブ上でいくつかの共産主義(犠牲者)博物館がある。そのうち、二つを紹介する。一つは、アメリカの教授が作ったもので、もう一つはポーランドにある。どちらも、よくできたものである。アメリカの方の一つは、ホームページアドレスが、http://www.gmu.edu/departments/economics/bcaplan/museum/musframe.htm で、ポーランドの方のもう一つは、http://polskaludowa.com/index.htm である。

中国の文化大革命の恐ろしさを伝える文化大革命博物館も、http://www.cnd.org/CR/halls.html に作られている。

 こう見てみると世界中いたるところに共産主義の恐ろしさを伝える博物館があるということがわかる。さらに、ここに記されていないものもある。また、世界中で共産主義犠牲者博物館が次々と建設中である。

 このような状況下、日本に共産主義犠牲者博物館がないのはおかしい。直ちに一つ、日本に共産主義犠牲者博物館が建設されなければならない。日本は大国であり世界をリードする国である。武士道精神を発揮して、人類の繁栄を導く日本に、共産主義犠牲者博物館がないのは恥じである。今、西欧文明が行き詰まる中、日本への世界の期待は大きい。問題山積みの地球号の舵を取るのに、日本に熱い視線が寄せられている。そのような意味からいえば、日本には世界一の共産主義犠牲者博物館が建設されるべきであろう。世界中の国が模範とするべき博物館が建設されるべきである。そして、日本は世界に君臨するべきである。

 現在の私には時間も資金もないので共産主義犠牲者博物館を実際に建設することはできない。とりあえず、展示物と資料をそろえて、移動式博物館なら、実現できるかもしれないが、遠い先である。

 私は、早期に共産主義犠牲者博物館を立派なものに完成させたいと思っている。なぜならば、日本共産党を早く崩壊させたいからである。来年四月に、統一地方選挙がある。私は、統一地方選挙を日本共産党崩壊の大きなチャンスと見ている。統一地方選挙で、日本共産党が誇っている(少し前まではすべての政党の中で一番数が多いと自慢していた)地方議員の数(三千六百十一名)が激減すれば、日本全国の共産党員はやる気を失い、離党者が相次ぎ、共産党は崩壊するであろう。実際、各種の選挙で共産党は惨敗を続け、共産党が来年の統一地方選挙で議席を激減させる可能性は大である。もしかしたら、半減するかもしれない。そのためには、共産党の崩壊を望む陣営も、入念な準備をしなければならない。だから、私は、早期に立派な共産主義犠牲者博物館を作成したいのである。どうか、みなさんも、準備は早ければ早いほどいい。知り合いに、来年の地方選挙で、共産党に絶対に投票しないように今から呼びかけよう。

 

 共産主義犠牲者博物館には、多くの小中学校の生徒が社会科見学に訪れて欲しい。そして共産主義の真実を知って欲しい。現在の学校教育が共産主義者の影響下にあり、共産主義の正しい姿が教えられていない現状で、すべての小中学校生が共産主義博物館に足を運ぶことは大切なことである。

 学校では、共産主義の犯罪性が正しく教えられるべきである。日教組や全教は、共産主義についての嘘を教え、たとえばソ連で起きた大飢饉を天候のせいにしているが、そのような嘘が教育の現場で子供たちに教えられてはいけない。左翼に汚染された教科書は撤廃され、共産主義のイデオロギーを廃した教科書が教育の現場で使用されなければならない。 そういう意味で、私は、自由で民主的な社会をつくり、世界の平和と文化国家の発展に貢献し、社会的責任を自覚し、国民の支持のもとに中正不偏の教育を推進する全日本教職員連盟に期待する。特定のイデオロギーの教育現場への持ち込みを廃し、教育の正常化を目指す全日教連は希望の星である。先日東京で、東京都教育連盟が結成されたが、そこには教師でなくても誰でも入会可能であるとのこと。今後、全日教連は東京都教育連盟のような、教師でなくても誰でも参加できる団体を各県に設置していくという。心ある人は、ぜひ、参加しよう。

 

 日本共産党に言い逃れをさせてはいけない。日本共産党や左翼は、ソ連や中国の人権弾圧は共産主義思想と無縁であると宣伝している。日本共産党や左翼は、『共産主義黒書』に暴露された共産主義の犯罪は、そもそもの共産主義思想とは無関係で、ソ連や中国、あるいは他の共産主義国家が共産主義の道を踏み外した結果であると主張している。

 しかし、共産主義と人権弾圧、共産主義と自由の抑圧は無関係どころではない、逆に人権弾圧、自由の抑圧は共産主義の必然の結果なのである。共産主義政権は、必ず、自国を強制収容所列島と化し、国民の人権を弾圧し自由を抑圧する。国民の人権弾圧、自由の抑圧が共産主義そのものなのである。

 兵本達吉さんという人がいる。元日本共産党員で、国会議員の秘書までやったが、北朝鮮による拉致事件の調査に首を突っ込んだため党を除名された。共産党にとって北朝鮮による日本人の拉致事件が明らかになることは共産主義のイメージが落ちるので好ましくなく、兵本達吉さんに調査して欲しくなかったからである。兵本さんは、共産党の中央委員会に勤務し、国会議員の秘書を勤め、共産党の内部事情を知り尽くしている。彼が共産党に対して言うことは信じられる。その彼が、『日本共産党の戦後秘史』という本を書いた。その中にも、「スターリンの「大粛清」は、決してスターリンの「否定的個性」がもたらした悲劇ではなく、マルクス主義からの逸脱でもない。それどころか、「階級闘争とプロレタリアートの独裁」という学説を忠実に実行した当然の帰結であった。だからこそ、何百万人という共産党員がスターリンの指導に従ったのである。」(二百七十ページ)という部分がある。まさしく共産主義は一億人以上の無実の人を殺すべく誕生したのである。共産主義の犯罪は共産主義そのものなのである。そこのところが、博物館ではていねいに説明されなければならない。

 

 最新の共産主義の犯罪の研究では、ヒットラーやムッソリーニの犯した犯罪は、彼らが共産主義と密接なつながりも持っていたからであるという結論を出している。フランス共産党やイタリア共産党をはじめとする共産主義勢力は、第二次世界大戦の時、命がけでファシズムと戦ったというのは嘘であるということが研究により判明した。ナチスドイツもファシストイタリアも共産主義の変種であり、ヒットラーやムッソリーニと共産主義者の戦いは、単なる共産主義者内部での内ゲバに過ぎなかったのである。

 イタリアファシズムと共産主義の関係は明白である。一九一四年まで、ムッソリーニはイタリア社会党の指導者であった。ムッソリーニは、改革主義者ではなく、革命の主唱者で、改革主義者をイタリア社会党から追放するのにレーニンの支持を得ていた。ムッソリーニは、第一次世界大戦にイタリアが参加することを主張してイタリア社会党を離脱した。決して、彼は共産主義を捨ててはいなかったのである。ムッソリーニは国家主義と共産主義を融合させたに過ぎなかった。その後の、イタリア社会党とムッソリーニの争いは、スターリンとトロツキー間の争いと同程度であった。

 ヒットラーと共産主義の関係の場合はもう少し複雑である。しかし、ナチズムは大いに貿易と農業への規制を増加させ、広範な価格統制を課し、大規模な公共労働プログラムを実施し、ソ連の年度計画を模倣したのであった。ナチスが国家社会主義ドイツ労働者党の略であることを知らない人はいないと思う。資本主義に対する憎悪もヒットラーと共産主義で共通した。ヒットラーには、第二次世界大戦後、もし勝利した場合、もっと急進的に共産主義的な経済政策を実施する計画があった。ヒットラーと共産主義の間には大量虐殺、狂気、経済政策でこれだけの類似点があるのに、どうして関係がないといえようか。

 ヒットラーやムッソリーニと共産主義の密接な関係について、この論文では十分に論じることができなかったが、そのうちすぐれた研究書が出版されることと思う。