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共産主義者は、人間の意識は外界の反映に過ぎないと言い切る

 

共産主義者は、人間の意識は外界の反映であると言い切る。それは、反映論とも言われている。

 

以下は、共産主義者の、人間の意識に関する見解である。

 

「反映論」

認識とは客観的世界への意識への反映であると主張する学説であり、弁証法的唯物論の認識論である。模写説ともいう。反映は、無機的世界での物質の相互作用においてもみられる。自然界の発展において生命が誕生し、進化をとげるなかで、反映の形式もしだいに進化し、脳をもつ脊椎動物では知覚の能力が生じ、人間では、脳髄の所産としての意識が、能動的な反映としての認識が生まれる。すなわち人間において、まず感覚についていえば、たとえば外界の物体は、その反射する光が目に入って網膜にうつり、神経刺激に転嫁されて脳髄につたえられる。こうして感覚器官をとおして直接的な反映である感覚が得られ、さらに知覚が生ずる。これらの感覚・知覚をもとにして、抽象・概括などの働きがくわわることによって概念や理論がつくられる。客観的な諸現象のあいだになりたっている普遍的な連関としての本質はこうして反映される。すなわち認識は、一面的なあさい反映から、全面的なふかい反映へと発展する。人間の思考においては、その能動性を介して、反映がおこなわれる。

 

「意識」

感覚・思考・感情・意志などを人間の身体に特有な、反映のはたらきを総括して意識と言う。意識と物質との関係は哲学の根本問題であって、観念論が意識を本源的とみなすのに対し、唯物論は物質を本源的とみなす。唯物論によれば、意識は脳髄のある一定の状態ないし作用であり、物質的世界(実在)を反映しているものである。感覚・知覚・表象・概念などは、すべて実在の反映である。